★★★1食400kcalバランス栄養食!

高血圧傾向の人の食事のポイント

高血圧気味の場合は、まず塩分を控えることがポイントです。
でも、塩分を控えた食事は物足りなかったり、美味しくないと感じたりするので、工夫が必要です。

ひとつは、酸味をつける方法があります。日本のお酢にも色々な種類がありますし、ワインビネガーやバルサミコ酢、レモンやすだち、ユズなど柑橘系の果物を絞るなど、自分の好みと料理に合った酸味をプラスすれば、塩分控えめでも美味しく食べることができます。

それから、料理にハーブやスパイスを使うと、塩分が少なくても風味よく美味しく食べることができます。ハーブやスパイスというと洋風のイメージで敬遠する方もいらっしゃるかもしれませんが、使い方次第。またしそや山椒・わさび・唐辛子など日本のハーブやスパイスもありますし、これらを洋風の料理にうまく取り入れることもできます。唐辛子類はカプサイシンの働きで代謝をアップすることもできます。

それから、しょう油やソース・たれなどを料理の上にかけてしまうと、たっぷり摂取することになります。こういった調味料の塩分を余計に摂らないためには、上にかけるのではなく、別皿に用意した調味料をつけるようにしたほうがいいですね。


料理する時には塩の加減ができますが、加工食品などの塩分を把握するのが難しいところ。明らかに塩味のするもの(例えば塩鮭1切れには5g程度)はわかりますが、食パンなどに含まれている塩分(1枚に0.8g程度)などは見落としがちですので、注意が必要です。またラーメンの塩分もかなりのものですから、スープは残すようにするなどの努力が必要です。


塩分を控えることが大事ですが、摂取した余分な塩分を体外に出すことも大切です。
体内の余分なナトリウムを排泄する作用があるのは、カリウムというミネラル。カリウムは野菜や果物・イモ類・玄米などに多く含まれていますから、積極的に摂取するといいでしょう。


関連記事

◆健康なカラダと心で◆
◆ハッピーな毎日を♪◆
『気持ちほっこり幸せな食卓♪
心とカラダの健康レシピ』